夫の俊夫が二十年前に女を作り蒸発して以来、女手一つで一所懸命働いて宏彰を育てたあずさ。宏彰はそんなあずさを見て育ち、いつしか宏彰はあずさの事を親子の関係を越えた愛情で愛してしまっていた。そんな中、父の俊夫から一通の手紙が届いた。あずさは宏彰に父が実は生きていたという話をし手紙を見せた。宏彰は会ってみたいと答えた。こうして二人は手紙に書いてある日にちに群馬県の沼田駅へと向かったのだった……。
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